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情報文化論

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  • 都会の風景:情報の発信 東京タワー

    1958年に完成。高さは,333メートル。
    放送・通信用タワー
    新東京タワーの建築が始まろうとしています。
     
    国際社会の成立とともに,
    情報は大きな役割を担うようになってきました。

    日露戦争における情報戦は,
    勝敗の判定に関わる重要な問題でした。
  • 木下和寛『メディアは戦争にどうかかわってきたか』
    朝日選書778,2005・6)
  • 長山靖生『日露戦争』新潮新書049,2004年1月
  • 武田徹『戦争報道』ちくま新書387,2003年2月

    T.講義の目的  [光は,闇の夜を照らすことができるか?]

      IT革命は,短期間に終わるものではなく,   21世紀前半の30〜50年にわたる長期的な文明史的事件です。   もっとも重要な問題は,   【わたくしたちは生きる意味を見いだせるのか】   ということです。 (西垣通『IT革命』岩波新書729)。 IT革命とは,我々にとってどのような意味を持つのでしょうか? この問題について,文化論の立場から考察することがこの講座の目的です。 IT革命について,概ね次のような特徴を指摘することができます。 (1)地球規模で情報を自由に交信できるグローバルコミュニケーションを可能にしたこと (2)マスメディア[1:n]からマルチメディア[n:n]への変化を実現したこと (3)携帯電話の普及に顕著なように開拓層の主流が低リテラシー層であること (4)オンデマンドの情報交換が可能になったこと (5)IT革命が,流通革命を急速に促したこと 本講座では,「携帯電話」「インターネット」など身近な事例をあげて, IT時代の可能性について自由に論じてください。 以下の点に留意してください。
  • 自分の視点から問題を設定すること
  • 自分の意見を述べること 新書を中心に参考図書を指摘しました。 しかし,それらの書籍にこだわる必要はありません。

    U.レポートの書き方 [問題の提示 − 結論 − データと考察]

  • 必要なことだけを,簡潔にまとめる。  (原則として2000字以内)。
  • 事実(データ)と考察とを分けて書く。 参考文献 (1)山本武信『<世界>を書く技術と思想』ミネルヴァ書房,2006年1月
    (2)戸田山和夫『論文の教室−レポートから卒論まで−』NHKブックス954,2002年11月

    レポートの基本形式 自由です。ただし,次の形式で論理を構築するよう心がけてください。 (1)問題点 (2)結論 (3)考察 (1)〜(3)のそれぞれに,見出しをつけてください。  論理の構成が明白になります。  見出しだけ読むことによって,3秒で論理が把握できるように工夫しましょう。 文体 わかりやすくレイアウトしてください。

  • 段落は小さめに!    長い段落は、読む者にストレスを感じさせます。
  • 箇条書きを活用
  • 接続助詞「が」を使用しない。単純な文型で書くこと。
  • 文末:「思う」「だろう」を使用しない。 注意点
  • 出典の明記
  • 引用部分は2字下げるなど,明示すること。
  • 参考文献の明記    評価をするときに,参考文献の有無を重視します。     著者名・論文名・論文の掲載されている著書名・     発刊した学会(あるいは,出版社)・発刊年月
  • NETの場合は,URLを明記。 どのように考えればよいか? (1)論理を明確にして,わかりやすく表現すること。   [Q]迷ったら?   [A]小段落に,見出しを付ける。 (2)自分のレポートを客観的に見直してみる。   [Q]そんなこと,できない?   [A]時間がたってから読んでみる。      締め切りぎりぎりになって書かないこと。 (3)無駄を省く。   [Q]枚数が少なくなる!   [A](仲井担当に限り)枚数は評価の対象になりません。      基本的には,A41枚。      ただし,短く書くことの方が難しいので,      内容に応じた枚数にしてください。 (4)わかりやすくするために,例示・箇条書きなどの工夫をする。   [Q]要約のような形になる。   [A]必要なことを最小のパッケージに格納する!      要約することは重要な作業です。 (5)視座の多様化   [Q]検証は,どうやって?   [A]<対の構造>を活用してください。      A→←B(対立)      A=B (等値)     異なる視座から,論証を試みることも大切です。 (6)結論は,さまざま。   [Q]「答え」がわかりません!   [A]情報を収集し,考えることが重要です。      答えが決まっている世界ではありません。     問題提示から結論に至る過程で,さまざまに考えることが重要です。
  • V.2008年度 課題 [携帯電話・個人情報保護法・Web News・電子書籍]

    (1)携帯電話の未来

    携帯電話は,音声による情報交換だけではなく,
    ナビ・TV・ゲーム・デジタルカメラ・キャッシュカード・IDカードなど
    多彩な機能を持つようになりました。
    次期モデルは,HD(ハードディスク)内蔵型の携帯電話となります。
    携帯電話で音楽を聴くこともできるようになりました。
    
    internetへの参入も,ますます盛んになりつつあります。
    実際,ウイルコムのW-ZERO3は,
    携帯電話とモバイル・コンピュータとを結合させたような形になっています。
    
  • W-ZERO3のレポート
  • 将来,携帯電話が,NET社会の発展にどのような形で貢献するのでしょうか? 介護・セキュリティ・お財布携帯・デジタルコンテンツの配信・情報の格納庫, など,さまざまな面から自由に論じてください。 携帯電話に関する技術や知識を,高校でどのように教えるべきか, といった点から論じることも可能です。 参考文献
  • 草野剛『ケータイの未来』ダイヤモンド社2006年11月  NTTドコモ執行役員。iモード・お財布ケータイ・クレジットサービスiD・DCMX などに携わった文字通りケータイ発展に力を尽くした人物によるケータイ論。
  • 西垣通『IT革命』(岩波新書729,2001年5月)
  • 西垣通『マルチメディア』(岩波新書339,1994年6月)
  • 山本武信『IT革命とメディア』(共同通信社,2001年9月) 参考:優秀なレポートの例
  • 大容量メモリー内蔵型携帯電話の未来について(1)
  • 参考となるサイト
    総務省の情報通信政策に関するポータルサイト
    社団法人 電気通信事業者協会
    ITmedia +D Mobile
    携帯電話 中国情報

    (2)「個人情報保護法」について

    経済産業省は, 「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法) のガイドラインを2004年6月に発表しました。 しかし,住民票の閲覧などでトラブルが絶えないのも事実です。 事例をあげたうえで, 問題点と対処法について述べてください。 参考書籍
  • 石田晴久『インターネット安全活用術』(岩波新書917,2004年10月)
  • 東倉洋一他『情報セキュリティと法制度』(丸善ライブラリー368,2005年3月)
  • 木村達也『狙われる! 個人情報・プライバシー』(民事法研究社) 参考となるサイト
  • (1)NTTnomunications  個人情報保護法対策ガイド
    (2)首相官邸 個人情報保護法
    (3)独立行政法人 情報処理推進機構
    (4)独立行政法人 情報処理推進機構 主なワクチンベンダーのWebサイト等一覧
    (5)Microsoft 悪意のあるソフトウエアの削除ツール
    (6)NEC 個人情報保護法対策室
    (7)NTT Security Portal Site
    (8)ITmedia News「特集 個人情報保護」
    (9)個人情報保護法の諸問題(批判的な立場で保護法を分析)
     
    IT時代のセキュリティ
    全日本情報学習振興協会
    内閣官房情報セキュリティ対策推進室
    経済産業省情報セキュリティに関する政策
    総務省 情報セキュリティホームページ
    総務省 国民のための情報セキュリティサイト
    警察庁 @police
    警察庁 ハイテク犯罪対策
    IT戦略本部
    McAfee
    symantec

    (3)紙の新聞とNETの新聞

    NETで配信される新聞には,次のような利点があります。
  • 居住地以外の地域に関するニュースを入手することが可能。
  • US・中国・韓国語程度ならば,翻訳サイトを利用することによって閲覧が可能。
  • 各新聞社の記事を一覧し,記載内容を比較することが可能。
  • 紙の新聞よりも早く情報を入手することが可能。
  • 記事の大きさや配置,さらに取捨選択によって判断に影響を与えられることが少ない。
  • 中国や韓国のサイトからダイレクトに情報を入することができるため,  とかく軽視されがちなアジアの動向について調べることが可能。
  • 資源の節約。
  • 紙面を占領する広告から解放される。 それに対して,新聞各社は, さらに深い調査と考察をすることによって, 社会的存在意義を明確にしようと努めています。 本講座では,若い世代に新聞離れが広がりつつある現状を踏まえたうえで, 既成の新聞とNET新聞との可能性について考えてみましょう。 また,次の問題についても考えてみましょう。 国民の<知る権利>は守られなくてはなりません。 しかし, 新聞・TV・雑誌などのメディアが, <国民の知る権利>をふりかざし, 強引に個人情報を入手し, 編集し, 公開することは許されるのでしょうか? 新聞記者など報道に携わる人は, 「高い倫理性」を備えているのでしょうか? 実際,次のような批判があります。
  • 被害者の人権よりも加害者の人権の方が強く守られている!
  • 事件を後追いして「正論」を声高に叫ぶだけで,本質を衝いていない!
  • 結局,井戸端会議の延長ではないか! 人権を守るために, 2000年6月に新・新聞倫理綱領が制定されました。 基本的な問題点は,以下のとおりです。
  • 情報の公開は,どこまで許されるのか?
  • 表現の自由は,どこまで保証されるのか? これらの問題は, IT社会において最も慎重に議論されるべき問題でもあります。 新聞倫理綱領などを参考に,問題点をまとめてみましょう。 参考資料
  • 中馬清福『新聞は生き残れるか』岩波新書833,2003年4月   (とくに,同書2-6「新聞倫理綱領の制定とその後」)
  • 本郷美則『新聞が危ない』文春新書144,2000年12月
  • 原寿雄『ジャーナリズムの思想』岩波新書494,1997年4月
  • 山本武信『IT革命とメディア』共同通信社 2001年9月
  • 新聞倫理綱領など
  • 佐々木隆『メディアと権力』(日本の近代14)中央公論新社,1999年10月 「本書の最大の課題は,新聞・新聞人と政府・権力の隠微な関係を解明し,    そのきわどい間合いの取り方を探り出すことにある」(p.11)
  • 浅野健一『新版犯罪報道の犯罪』新風社文庫    1980年代初期までの報道の現場からのレポートです。    執筆当時の状況を知る上でも重要な著作ですが,    その後の動向を「追記」として載せているため    「犯罪報道」の歴史が理解できます。
  • 新聞倫理綱領
  • メディア綱領Code of Practice
    報道関係のサイト(全てではありません)
    実際にWebNewsを利用するようになると,
    情報の質と量に圧倒されます!
    記者のみなさんの熱い思いが伝わってきます。
    朝日新聞
    毎日新聞
    読売新聞
    日本経済新聞
    産経新聞
    中日新聞
    西日本新聞
    中国新聞(日本)
    共同通信
    時事通信
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    TBS:NEWS
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    朝鮮日報(日本版)
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    日刊スポーツ
    ITmedia NEWS

    
    
    

    (4)コンピュータウイルスの歴史と現状について

    コンピュータウイルスは,インターネットの普及とともにますます激化し 大きな社会問題になろうとしています。 警視庁や内閣官房セキュリティ対策室などのサイトを参考にして, ウイルスの歴史と現状,対策などについて簡潔の論じてください。 尚,ウイニーなどによる著作権問題や情報倫理などについて考察することも可能です。 (1)最近の具体的な事例 (2)被害状況 (3)対策 などに関するレポートを歓迎します。 参考文献 コンピュータウイルスに関する基本的な考察(ダウンロード:Word文書)


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